レベルビスクランプ注入工法 | 株式会社ビッグビート

躯体コンクリートと下地調整モルタルの界面に起こる浮きに威力を発揮。特殊専用ビスとエポキシ樹脂で外壁下地材と躯体を固定します。

工法の特長

浮きの状況を確認し、補修範囲を決定します。

タイル目地表面より水すまし無振動ドリル（ビット 4.0φ）で壁面に対して直角に20mm以上穿孔します。

インパクトドリル（座掘りビット 7φ）で、深さ1~2mm程度の座堀りします。

注入用エポキシ樹脂「BBボンド」を充填した注入ポンプのノズルを注入孔に挿入し、所定の量を圧入します。
※浮き代が1.0mmの場合は30g程度。浮き代が0.5mmの場合は15g程度が目安です。

BBボンド注入後すぐにレベル用ビスクランプを、座堀り深さまで締め付けます。
※ただし、締め付け深さは座堀り深さまでとします。

BBボンドが硬化しないうちに、目立たない目地セメントやパテで穴埋めを行い、清掃して仕上げます。

目安として、冬期で24時間、夏期で14時間程度、硬化が進むまで養生。その後、仕上がりを確認し、完了。

タイル目地幅5mm でも目立つことなく打ち込める皿頭形状のステンレス製タッピングビス。
高いねじ山と低いねじ山を組み合わせたハイ&ロー構造で抜群の保持力を生み出します。

※ ビスの埋め込み深さ 20mm

外壁浮き補修用として開発されたマヨネーズ状のエポキシ系接着剤。圧力をかけたときの流動性に優れているため、間隔の注入剤、ビスクランプの固定剤として適した材料です。